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『三大栄養素の働き』
2019/06/14
こんにちは。
本日は、『三大栄養素の働き』についてお話しします。
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人間とって最も重要となる栄養素が、糖質(炭水化物)・脂質・タンパク質の三大栄養素。食事の摂取カロリーはこの3つの栄養素のカロリー合計になります。
三大栄養素はエネルギー源
『三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)』は、3つに共通する役割と、異なる働きを持っている。
共通の役割として、いずれも生命維持やカラダを動かすためのエネルギー源となっています。主に体内に蓄えられた糖質と脂質が優先的にエネルギー源として代謝され、糖質が不足すると、それを補う形で筋肉に含まれるタンパク質がエネルギー源となります。
異なる働きとしては、まず糖質は脳や神経細胞のエネルギー源でもあり、
脳の働きに不可欠です。脂質は重要なホルモンや細胞膜の材料であり、タンパク質は筋肉をはじめとするカラダ全ての材料となります。
日々の食生活では、三大栄養素をただ摂取するだけでなく、3つの摂取バランスを調整することも大切となります。
運動時にエネルギー源として利用される優先順位
1、糖質
筋肉に蓄えられた筋グリコーゲンが優先的にエネルギー源として利用される。その後次第に血液中のグルコースも利用されます。*ほぼ同時の場合もあります。
2、脂質
血液中のグルコースとともに筋肉中の脂肪や血中脂肪もエネルギー源となる。その次に内臓脂肪や皮下脂肪が利用されます。*ほぼ同時の場合もある
3、タンパク質
体内の糖質が不足すると、それを補う形で筋肉に含まれるタンパク質がアミノ酸に分解され、エネルギー源として利用されます。